うだつの上がる町並み
美濃市には、江戸時代からの古い町並みが色濃く残る地区があります。
ここには、至る所に「うだつ」のある家々が見られ、うだつの上がる町並みとして知られています。
うだつとは、屋根の両端につくられた防火壁のことです。 屋根の両端を一段高くすることで、火が隣家に燃え移るのを防ぐ機能をもっています。 うだつがこれほど多く残る地域は、全国的にも珍しく、国の伝統的建造物群保存地区に選定されています。 豆知識 これらのうだつは、よく見ると一つ一つデザインが異なっているのに気付きます。 うだつは、防火壁であるとともに、豪商たちが富の象徴として美を競った芸術品でもあるのです。 |
観光ポイント
観光案内所 番屋 | |
観光に役立つパンフレットを入手できるほか、美濃和紙を使用した雑貨なども購入できる。
営業時間:9:00〜16:00(7月〜9月 10:00〜17:00) 定休日:年末年始 |
山田家住宅 | |
江戸時代の町医者の家。玄関には防火水槽が置かれている。 料金:無料 営業時間:9:00〜16:30(10月から3月は〜16:00) 定休日:火曜、年末年始 |
小坂家 | |
国指定重要文化財。江戸時代から続く酒屋で、この地区で唯一、鬼瓦の無いうだつが特徴です。
料金:無料 営業時間:9:00〜16:30(10月から3月は〜16:00) 定休日:年末年始 |
旧今井家住宅美濃資料館 | |
市指定文化財。
江戸時代の商家の様子を再現している。中庭にある水琴窟も見どころ。
料金:高校生以上300円 営業時間:9:00〜16:30(10月から3月は〜16:00) 定休日:12月〜2月の火曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始 |
美濃和紙あかりアート館 | |||
美濃市は美濃和紙の産地。美濃和紙とあかりのアート作品が見られる。
料金:大人200円、中学生以下無料 営業時間:9:00〜16:30(10月から3月は〜16:00) 定休日:火曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始 |
ギャラリー
江戸から明治、大正時代にかけての情緒あふれる街並みが広がっています。 |
様々なデザインをしたうだつ。美濃市では、全部で19の家々にうだつが見られます。 |
基本情報
名称 | うだつの上がる町並み |
所在地 | 美濃市 |
アクセス | 長良川鉄道「美濃市駅」から 徒歩10分 |
駐車場 | 無料 |